日本古来の「菓子折り文化」を継承する
お菓子を贈るというルーツをたどると「餅」に行き着きます。餅は、太古の昔より、お米の収穫を祝う神事のお供えには欠かせないもので、神事の参加者にふるまうことで地域の結び付きをつなげてきました。時は移り、餅は、お菓子に姿を変え、木の折箱に入れて贈る「菓子折り文化」が根付くようになりました。このような歴史を見ていると、季節のご挨拶や旅のお土産、感謝やお詫びの気持ちを込めてお菓子を贈り合うということは人間関係を深める役割を果たしてきたと言えます。日本では、お菓子の詰合せを「心ばかり」という言葉でもってお渡しする習慣があります。この「心ばかり」の「ばかり」は、「・・・だけ」という事柄を限定するものですので、「心がこもっているだけのもの」「ほんの気持ちだけですが」という意味合いがあり、日本人特有の謙遜した表現となります。ただ、この「心ばかり」という言葉こそ、先様に余計な気を使わせることのないように「大切なあなたとのお付き合いを末長く続けていきたい」という相手を思いやる日本人の優しい心が込められているのです。
心ばかり
のし・包装紙について
「大切な方への贈り物」あらゆる用途に応じて、ご用意しております。
◇慶事用/心ばかり:紅白のし(蝶結び)
お祝い事に際して何度でもあってよい喜び、祝う気持ちを込めて、何度でも結べるほどけやすい(蝶結び)で表します。
お年賀・お中元・お歳暮・御礼・長寿(還暦)祝い・手土産(帰省)

◇慶事用/心ばかり:紅白のし(5本結切り)
固結びになっていることから二度と繰り返さないようにという気持ちを込め容易にほどけない「5本結切り」です。
快気祝・快気内祝・お詫び(お詫びの場合は、のしを付けない場合もあります)

◇慶事用/心ばかり:紅白のし(10本結切り)
固結びになっていることから二度と繰り返さないようにという気持ちを込め容易にほどけない「10本結切り」です。
結婚内祝・結婚お祝い

心ばかり・慶事用のし
(蝶結び)

心ばかり・慶事用のし
(5本結切り)

心ばかり・慶事用のし
(10本結切り)

包装紙(慶事用)
※のしや包装紙は注文フォームにてお選びいただけます。